佐藤裕子は、ジュエリーデザインや額装アーティストとして活動をしてきましたが、2007年ころから
版画製作を始めて、2008年の日本版画協会展への出品作で入選し、主に公募展で発表を続け
てきました。
作品は、版画の技法と、その上から黒の筆記用具などで、執拗に書き加えるという混合的なもので、
びっしりと埋め尽くされた線の画面からは、狂気的なパワーさえ感じることができます。そのパワー
の根源にあるものこそ、佐藤裕子の追及している得体の知れない恐怖からの離脱、または生命へ
の疑いのない賛歌なのです。見る側はしっかりと炸裂する画面に対峙して、目を背けづにいられれば
佐藤裕子の極限的なリビドーをしっかり受け止めることになるはずです。
兵庫県神戸市生まれ
2008年 武蔵野美術大学 造形学部版画科在籍中
主な画歴
2000年 真珠デザイナーとして主に淡水真珠を用いたネックレス製作を開始
2003年 額装アーティストとして額縁製作教室を始める
2004年 個展 「Special Exhibition from Japan」 Ronin Gallery, New York
2005年 個展 ギャラリー東京映像 麻布十番・東京
2005年 個展 PROMO-ARTE 青山・東京
2008年 個展 Azabu Art Salon Tokyo 麻布十番・東京
2008年 二科展初入選 東京新国立美術館 六本木・東京
日本版画協会展他、入選・受賞多数